初!肛門科。

老若男女問わずに待合室に人がいてなんか安心出来ました。

 

診察室に行くと壁の方向いてズボンと下着下ろしてください〜。と。初の試み。人様にお尻を丸出すなんて初の試み。

 

触診とカメラで診てもらいつまってるね〜とのことでここでまた人生初の浣腸をされることに。

別室に行き看護師さんに浣腸薬を入れてもらい『5分我慢してからトイレに行ってください〜!』と言われましたが私は5分なんぞ無理!?!とジタバタし1分ちょいでまぁ出しましたよね、はい。

せっかく入れた浣腸薬がビャーと出て一人でトイレの中で笑いが止まらず、けどその後ちゃんと物体も出てくれて、え?こんなに出るもんなん?!と感動しました。

 

その日はそれで終わったので、酸化マグネシウムを頂き1週間後に状態教えてください〜便秘のことが解消されたらお尻みます〜とのことでした。

 

便意の方も戻ってきてなんで便秘なってたんやろ…と今でも謎めいています。

 

1週間後、また病院へ行き便秘解消したことを告げ、また触診とカメラ。

中学の時に発見したあのいぼらしきもの。

 

私の場合、中に押し戻すとかそういうのはなくてずっと外に出ている状態でした。お風呂とか入ってるとピラピラ〜と揺れるのがわかりました(笑)

 

一緒に写真を見て先生は

『これはね〜切るしかないよ。それ以外直す方法はないです。』と…。唖然。

 

いぼ痔でお尻が痛い!!!だとか歩けない!!寝れない!!!とかそう行った苦痛がなかったので切るとかないと思っていたのでびっくりしました。

 

『では、次の診察では脱肛の検査をします、他にも何か悪いところがないか、痔がないかの確認です。』

と言われ、看護師さんに簡単な説明を受けてまた次の週行くことになりました…。

 

検査当日、この検査は本当に屈辱的と言いますか、なんと言いますか、初日に浣腸をしてもらった部屋に簡易トイレがありまして、便がでたらナースコールを押してください。と貼り紙がありまして、え?ここにするの?と初日ソワソワしてたのですがその日はふつうにトイレに行けたので、あ、ちゃうやん。と安心していたのですが、この日はまさにこの簡易トイレを使う検査でした…

 

お尻に穴が空いている紙パンツを履きまして看護師さんに浣腸をしてもらい『我慢してね!できるだけ我慢してね!』と念押しをされたのですが案の定出まして、即出まして(笑)

 

ナースコールを押し先生を待ち私の出した物体たちの入った袋を看護師さんが取ってくれて、下から先生が水の出る棒のようなもので軽くお尻を流し、カメラでパチパチと写真を撮り、あれ?これだけ??すぐ終わるやん!!と思っていたのもつかの間。

 

次はお尻にちゃんとがっつりカメラがごりごり入ってきまして、これがまたすんごいすんごい、手前の方は軽く入れるだけでいいのですが、私が排便時にティッシュによく血がつくと初めに話していたので大腸ガンのこと考えてくださりS字結腸まで見てくださっていたのです。そのカメラがそりゃもうお腹が気持ち悪い気持ち悪い。

過去に胃カメラをした時のことを思い出しました。

いくら浣腸して便を出した後とはいえ、やはりお尻から何かが入ると必然的に便意的なものもありますし気持ち悪いの一言に尽きます。

 

そしてお尻の方にまたカメラが戻ってきて中側から肛門の入り口を撮るということで『ちょっとお尻の中膨らむ感じしますよ〜』と言われ、空気が入ってきてカメラを折り返して撮影という感じでした。

 

本当に気持ち悪くてたまりませんでした。(私が耐性なさ過ぎなだけかと思いますがw)

 

写真を先生と見て、見えているいぼの他にきっと何かできてるやろな…とは思っていたのですが、やはりありました。

 

『この外にぷらぷら出ているのは外痔核で、中にも内痔核が2つありました。出血があると言っていたのでS字結腸の辺りまで見たのですが、1つポリープがあります。』

 

 

はい、まさかの大腸ポリープもありました私(笑)ですが専門外なのでお尻をまず治してからその治療でも大丈夫とのことなので一旦放置しています。(笑)

 

 

結果3つの痔がありまして、手術するなら早い方がいいことに越したことはないのでさっさとすることに…。

本当は年末にしたかったのですが予約があり出来なかった為、つい昨日、1月11日にすることに決めました。

 

 

この病院は、日帰り専門で、局所麻酔なら日帰り、全身麻酔(仙骨麻酔)なら1泊2日、という風になっており、本院と診療所がありわたしが通っていた方は診療所でここの場合は日帰りのみなので痛そうですが局所麻酔の日帰りで行うことにしました。

 

ついに決行日が来たのですがそれは次に続きます…。

 

痔の手術を決めるまでのお話。

小さい頃、風邪か何かで病院にかかったとき

『毎日必ずうんちはしてね』と言われ、きっとその言葉がすべての事の始まりだと私は思っています。

 

思春期くらいまでは外や学校でお腹が痛くなっても恥ずかしいと言う気持ちが勝つせいで、必ず朝うんちを出さないと家を出ませんでした。

そうなるとトイレにこもる時間はそりゃもうバカ長い。でも出さなきゃ家出ない、もう最悪で馬鹿なことをしていたなと今なら反省できます。

 

大人になるにつれどこでもしたくなれば出来るようになる謎の成長を遂げたのですが、そんなの遅すぎた訳で…。

 

お尻の異変に気付いたのは中学生くらいかな?お風呂でお尻を洗っていたら、『あれっ?なんかある…え?なんかある…』が始まり。

鏡で見てみるとやはり何かある。

すぐに母を呼び一緒に見たところ、これ、いぼ痔よな??となりショックでたまりませんでしたと。

 

けどまぁ痛みもないし特に気にせずそのまま過ごしました。たまにボラギノールぬっとこかな、くらいの感じで…。

 

月日は流れ、去年人生で初めてじゃないか?というくらいの便秘になりました。

何日も出ないことが今までなかったのでお腹はパンパン、仕事の制服も苦しい、どうしようと思っていたら便意を感じトイレに行ったものの入り口で何か止まってる…出ない…けど出そうなのに…力んでもなんかお尻の違和感が凄い…これ痔増えたんちゃうんか?!?!…どうしよう、でも…うわぁぁぁ…

となりうつ伏せでリビングでその日の夜を過ごし、次の日もお腹は苦しいお尻は違和感、ですがお昼頃なんとかカッチカチの物体を出せるだけ出しました。

ですが肛門科を急遽予約したので人生初の肛門科へ行きました。

 

この歳で肛門科デビューするとは…とおもいつつ足を踏み入れると意外と若い人が多くてびっくりました。女性もいるし、なんだか安心しました。

 

続く。