痔の手術を決めるまでのお話。

小さい頃、風邪か何かで病院にかかったとき

『毎日必ずうんちはしてね』と言われ、きっとその言葉がすべての事の始まりだと私は思っています。

 

思春期くらいまでは外や学校でお腹が痛くなっても恥ずかしいと言う気持ちが勝つせいで、必ず朝うんちを出さないと家を出ませんでした。

そうなるとトイレにこもる時間はそりゃもうバカ長い。でも出さなきゃ家出ない、もう最悪で馬鹿なことをしていたなと今なら反省できます。

 

大人になるにつれどこでもしたくなれば出来るようになる謎の成長を遂げたのですが、そんなの遅すぎた訳で…。

 

お尻の異変に気付いたのは中学生くらいかな?お風呂でお尻を洗っていたら、『あれっ?なんかある…え?なんかある…』が始まり。

鏡で見てみるとやはり何かある。

すぐに母を呼び一緒に見たところ、これ、いぼ痔よな??となりショックでたまりませんでしたと。

 

けどまぁ痛みもないし特に気にせずそのまま過ごしました。たまにボラギノールぬっとこかな、くらいの感じで…。

 

月日は流れ、去年人生で初めてじゃないか?というくらいの便秘になりました。

何日も出ないことが今までなかったのでお腹はパンパン、仕事の制服も苦しい、どうしようと思っていたら便意を感じトイレに行ったものの入り口で何か止まってる…出ない…けど出そうなのに…力んでもなんかお尻の違和感が凄い…これ痔増えたんちゃうんか?!?!…どうしよう、でも…うわぁぁぁ…

となりうつ伏せでリビングでその日の夜を過ごし、次の日もお腹は苦しいお尻は違和感、ですがお昼頃なんとかカッチカチの物体を出せるだけ出しました。

ですが肛門科を急遽予約したので人生初の肛門科へ行きました。

 

この歳で肛門科デビューするとは…とおもいつつ足を踏み入れると意外と若い人が多くてびっくりました。女性もいるし、なんだか安心しました。

 

続く。